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Alice Boy's Pictures

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コールドケース405-熱帯魚

コールドケース405-熱帯魚


高視聴率のTV番組の中で、自閉症がどんなふうに描かれているかは、いつも気になります。
世間一般のイメージを左右するからです。
できれば、絶望的ではないもの。
希望や可能性を示唆するものであってほしいです。

これは、WOWOWで放送されている海外ドラマです。

コールドケース  第4シーズン 5話

熱帯魚 Saving Sammy

2ヶ国語  8月 9日(土)午後11:00
字幕    8月13日(水)午後11:00

2003年、自閉症ブレントと姉のルビーは、ある夜何者かに両親を殺害される。遺留品も目撃者もなく、事件は早々に迷宮入りした。しかし、思わぬところから手がかりが見つかる。事件後、養護施設に預けられていたブレントだが、事件の話をする時に必ず決まった数字を口にすることを、リリーの恋人ジョセフが気づいたのだ。ジョセフの手配でブレントに対面したリリーとヴァレンズ。数字が意味するものは? ブレントは犯人を目撃していたのか?


----追記ーーーー8/10記

ルビーが“弟が両親を殺した”と告白した時、”あ~~~。。”と声を漏らしてしまった。
事故であれ、何であれ、重い。重すぎるストーリーだ。

真犯人が別にいたとわかって、ホッとしたけれど、自閉症者の両親が殺害されてしまうストーリーは、本当に重い。
両親を一瞬のして失い、養護施設に収容されるなんて。

ブレントは自閉症だが、記憶力は優れており、それによって事件の解決の糸口が見えてくる。

真犯人はブレントを可愛がっていたはずなのに、ブレントとルビーにとんでもなく残酷なことをしてしまって、”あ~~、それはないだろう。。。”と思う。
彼も幸福な家庭さえあればこんな事件は起こさなかったはず。


真犯人は、ブレントの能力を見くびっていた為にやがて逮捕される。
真犯人が、ブレントを見くびっていたからこそ、ブレントは殺害されなかったのだけれど。

ルビーも愛する弟を誤解していて、庇っていたわけで、番組の製作者の深慮が感じられた。
家族だから、愛しているから、可愛いと思っているからすべてを理解しているわけではない。
誤解していることもあるはずで、愛情さえあれば、うまくいくわけではない。


自閉症の我が子を思う親の想いを食い物にする校長が逮捕されたシーンは、溜飲が下がった。
私はこういう人が実際にいることを知っている。

ブレントと辛抱強く関わって、ブレントの記憶の箱から情報を取り出したヴァレンズ刑事。
現実では難しいことであろうが、そういうストーリーを描いてくれた製作者に感謝の念を持った。

悪ガキ。。といっても自分よりもデカイ男子学生に、「弟に手を出したら、殺してやる!」とタンカを切ったお姉ちゃん、カッコイイ。


Episode Detail: Saving Sammy - Cold Case
The parents of an autistic boy are gunned down in their car while on their way to get takeout. The 2003 case is reopened when Joseph informs Lilly that the boy, now in a state institution, blurts out a specific number whenever the parents are mentioned. It's soon learned the boy was in the car when the murders occurred, but he's unable to identify the killer. In a more personal matter, Ray tells Lilly he's leaving for California and wants her to come with him.


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